Febri TALK 広川恵一

取材・構成を担当

第1回 ギャグやセリフの妙に惹かれた『魔法陣グルグル』

広川恵一①『魔法陣グルグル』 | Febri

よくわからないんだけど、やっぱり面白い――この作品が放送されていたときは何歳ぐらいでしょう? 広川 小学校の低学年ですね。夜に放送していたのを見ていたんです。RPGのような冒険もののアニメではあるのですが、ギャグがシュールだったり変なネーミングだったりと、言葉のチョイスが自分の好みに合って、「よくわからないんだけど、やっぱ面白い」みたいな感じでハマりました。キャラクターやアイテムのデザインもシャレていて、民族衣装のようなモチーフが散りばめられていたり、魔法のステッキも、ちょっと毒々しくてサイケデリックなんだけど可愛いかったりして。 ――『魔法陣グルグル(以下、グルグル)』のギャグを楽しむだけでなく、デザイン面からも影響を受けたとのことですが、大学がデザイン系ということにもつながりますね。 広川 大学ではデザインを専攻していましたが、音楽は中学生から興味を持ち始めて、高校生から本格的な活動をしていました。今でもいちばん好きなジャミロクワイというイギリスのバンドがいるのですが、彼らは初期の頃はネオヒッピーのような音楽性で、アボリジニの民族楽器を使うメンバーもいたので、その趣味とも重ったのかなと(笑)。 ――好きなキャラクターはいましたか? 広川 やっぱりヒロインのククリが好きでしたね。その後の女性の趣味にまで影響を受けました(笑)。 ――ええっ!?(笑)。 広川 『グルグル』の主人公のニケはカッコいいのに、たまにドジだったりして、そんな彼に一途についていくククリがかわいかったんです(笑)。 ――『グルグル』は、当時いち早くRPGの“お約束”をパロディにしたところが魅力のひとつでしたが、その頃、ゲームはプレイしていましたか? 広川 『ドラクエ』と『FF』が5作目くらいまで出ていた頃かな? 友達がゲームをするのを見たり、自分でもプレイしていましたね。だから『グルグル』の作中で「ニケたちは旅立った」みたいにナレーションが入っていても、「こういう文化なんだ」と自然に受け入れられていたんだと思います。それにこういう演出は他のアニメにはなかったので、それもあって印象的な作品だなと思ったんです。 民族衣装のような モチーフやデザインも ちょっと毒々しくて サイケデリックだけどかわいい――ナレーションだけでなく、セリフやネーミングも独特ですよね。 広川 「キタキタおやじ」とか意味わから

Febri | アニメカルチャーメディア

第2回 深夜アニメにハマるきっかけ『STEINS;GATE』

第3回 作曲家としての青春『Wake Up, Girls!』

日詰明嘉 AKIYOSHI HIZUME

進学塾講師業、アニメWeb媒体記者を経て、2009年よりフリーランスのライターとして活動開始。 アニメ、アニソン、声優、CGの記事を雑誌、書籍、Web、オフィシャルパンフレット、ブックレットなどに寄稿しています。 このブログは仕事履歴を記録したものです。 2018年より一般社団法人フリーランス協会会員。

0コメント

  • 1000 / 1000