【#ポラポリポスポ】クリエイターへの最大限のリスペクトを込めることで、リアルタイムCGキャラクターの新境地を切り拓く! | Vook(ヴック)

取材執筆を担当。


『ポラポリポスポ』は、2022年10月に発表されたバンダイナムコアミューズメントによるオリジナルキャラクタープロジェクトである。 個性の異なる2つのバンド「WAKAZO」と「chirp×chirp」のメンバーたちが「あらゆる“変”と向き合う物語」をコンセプトに、現在YouTubeでミュージックビデオやラジオドラマ、トーク番組などを展開し、2024年6月29日にはCGキャラクターによる1stライブを開催する予定の注目コンテンツだ。

本コンテンツの注目ポイントはなんといっても、そのCGライブをいかに実現するかにある。 プロジェクトが目指しているのは、既存のフィルムコンサート形式ではなく、CGキャラクターたちがリアルタイムで歌い楽器を演奏し、トークが弾み、ときには歓声に応えてリアクションをするという、夢のステージだ。 

ある程度、モーションキャプチャーに精通している人であれば、CGキャラクターによるリアルな楽器演奏は難易度が高く、一筋縄ではいかないと思うはず。 だが、本作の企画者であるバンダイナムコアミューズメントの福田未和プロデューサーは、純粋に高い理想を掲げ、そこに至る道を舗装し、参加する全てのメンバーのチャレンジ意欲を引き出し、プロジェクトを仕上げていった。 この企画書の表紙には「Project Polaris(プロジェクト ポラリス)」と書かれている。福田氏は「会社の希望の星になりたいという思いで名づけました」と話すが、それはまさに“北極星”のように皆の想いをひとつに向ける――。

日詰明嘉 HIZUME Akiyoshi

2009年よりフリーランスのライターとして活動開始。アニメ、アニソン、声優、CGの記事を雑誌、書籍、Web、オフィシャルパンフレット、ブックレットなどに寄稿しています。このブログは仕事履歴を記録したものです。

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