第9回:松永 孝治(VFXアーティスト) | デジタルコンテンツの未来〜温故知新〜 | AREA JAPAN

記事構成を担当。

CGと縁の深い方々にお話をうかがい、デジタルコンテンツの未来を見通していく記事をお届けする本連載。今回はNHKで長らくVFXアーティストやスーパーバイザーを務めた松永孝治氏に登場していただいた。子供の頃から映像とコンピュータに親しんでいた松永氏の特徴は、初期のうちから見えないものを表現する「CG」よりも実写と合成する「VFX」に興味関心が向いていたこと。当初、NHKでは報道やドキュメンタリー番組等での説明系CG制作をメイン業務としていたが、徐々にCGも含めデジタル技術を用いたVFXに移行していった。ドラマでのVFX利用の黎明期から携わってきたが、今ではドラマ制作にVFXは不可欠な存在となった。現在は退局しフラットな立場で作品制作に携わったり、キャリアや人脈を生かしたVFX団体活動を目指している。『ゴジラ-1.0』で日本のVFXが注目を集める今日、これからの日本のVFX業界を担うキーパーソンのひとりだ。

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