【ライブレポート】angela、<Answer>ツアーファイナルで示した“完全復帰の証”

オフィシャルライブレポート執筆

【ライブレポート】angela、<Answer>ツアーファイナルで示した“完全復帰の証”

angelaが、12thアルバム『Answer』を携えたツアー<angela Live Tour 2025「Answer」>のツアーファイナル・神奈川公演を12月19日に横浜・1000CLUBにて開催した。オフィシャルからのライブレポートを以下にお届けする。 ◆ライブ写真    ◆   ◆   ◆ それは2025年12月19日の18時45分を回ったときのことだった。突然ピアノのイントロが流れ出すと、横浜・1000CLUBを満たす観客が「angela体操」を始めた。大観衆による前後屈、アキレス腱伸ばし、準備運動。このレポートを読んでいる方は一体何が起こったのか、理解が追いつかないかもしれない。しかし、会場にいたぢぇらっ子(ファン)たちは分かっていた。これがangelaの12thアルバム『Answer』からの“新曲披露”であったことを。キャリア20年以上を数えてなお、新たなライブエンターテイメント演出に挑戦するアーティスト。それがangelaだ。 ファンクラブイベントを除くと久々になるライブハウスツアーとなったこのサーキット。国内8公演に海外2公演と長期にわたるツアーで、このファイナルは様々な経験を経た『Answer』を示す公演だ。じんぼちゃん(Dr)、Buono(Ba)に続いてステージに登場したKATSU(G)は、開口一番「いろんな意味で、ただいま~! 走り抜けようぜ!」とシャウト。3人のインストでオーディエンスを煽り、赤いロングスカートを纏いドレッシーな姿で表れたatsuko(Vo)の「ファイナル横浜、行くぞ!」の掛け声で本編がスタートした。 最初の楽曲はアルバム『Answer』から新曲「不器用なI love you」。ミドルテンポの楽曲で、音源では主題歌作品(TVアニメ「不器用な先輩。」)に合わせ、シティポップなサウンドメイクが印象的だったが、ライヴではきれいなバンドサウンドに。この公演を通じてドラムの鳴りとベースの響きが良いバランス担っていたのが印象的だ。atsukoはステージ上からフロア前方の観客一人一人を指差し、アイコンタクトと手振りを早々に行うサービスぶりだ。ステージ上にはお立ち台があり、登って歌い上げたりポージングに使ったりと、距離の近さを感じさせる。サビでは全員が大きく左右に手振りをするなか、グッズのLEDラバーブレスレットが色とりどりに輝いた。 2曲

BARKS

日詰明嘉 HIZUME Akiyoshi

このブログは仕事履歴を記録したものです。2009年よりフリーランスのライターとして活動開始。アニメ、アニソン、声優、CGの記事を雑誌、書籍、Web、オフィシャルパンフレット、ブックレットなどに寄稿しています。

0コメント

  • 1000 / 1000