『モンスターハンターワイルズ』を支える制作基盤──大規模ゲーム開発現場でのFlow Production Tracking/Maya/MotionBuilder活用術 | ユーザー事例 | Autod取材・記事執筆。2025年2月にリリースされた「モンスターハンター」シリーズ最新作の『モンスターハンターワイルズ』。広大なフィールドに息づくモンスターの生態や緻密な背景描写、そしてハンターのダイナミックなアクションが生み出す臨場感の裏側では、大規模開発を支える高度な制作基盤が機能している。キャラクターや背景アセットのモデリングにはMaya、アニメーションやモーションキャプチャーの調整にはMotionBuilderが用いられ、ゲームのひとつひとつの要素を構成した。また、数千単位に及ぶアセット管理を効率化するために本作から導入されたのがFlow Production Trackingだ。サムネイルやメタデータを一元管理し、カプコンの自社...12Dec2025CGcreatorweb
第15回:巻田 勇輔(KASSEN VFXプロデューサー) | デジタルコンテンツの未来〜温故知新〜 | AREA JAPAN記事構成を担当。CGと縁の深い方々にお話をうかがい、デジタルコンテンツの未来を見通していく記事をお届けする本連載。今回は2020年に設立された気鋭のVFXプロダクション・KASSENでプロデューサーを務める巻田勇輔氏に登場していただいた。一度は映画監督の道を志すも、学生時代の仲間との再会をきっかけに起業するとたちまち頭角を現し、現在は約60名のスタッフを抱え、米津玄師など数々のメジャーアーティストのMVや大手クライアントのCM、映画『ブルーピリオド』など多数の実写映画のVFXを手掛けるスタジオになるまで成長した。平均年齢30代前半の若い企業の今の働き方を追った。 【聞き手:野口光一(東映アニメーション)】05Dec2025CGcreatorweb
メイキングから見える、学び合いの瞬間! 若手アニメーター研修にみるSpooky graphic流キャラクターアニメーション制作求人記事取材・構成を担当。『サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル』や、NHK『みんなのうた』、他にも自社で展開するオリジナルIPなど、ひと目で違いがわかるグラフィカルなデザインセンスのCGスタジオSpooky graphicが3DCGクリエイター(メインはアニメーション)を募集中だ。 このたびCGWORLD.jpでは、同社が行っている特徴的な社内研修の模様を取材することができた。 多くの著名IP作品に携わる同社の技術やTIPSが垣間見える貴重な取り組みをご紹介する。取材の聞き手はCGWORLD前編集長の若杉 遼氏が務めた。 06Oct2025CGcreatorweb
プラチナゲームズPMが解説「Flow PT」が『NINJA GAIDEN 4』開発チーム全体の土台となるまでのドキュメントレポート執筆。CEDEC2025にて、「Flow PT で支える『NINJA GAIDEN 4』のプロジェクト運営術」と題したセッションが行われた。同作の開発元であるプラチナゲームズではこれまで、カットシーンの管理などで部分的に「Flow Production Tracking」(以下、Flow PT)を使用してきた経緯はあるものの、アセット制作からプログラム作業などゲーム開発に関われる全部門のタスク管理に採用したのは今回が初めて。導入までにどのような課題を抱えていたのかや、導入するにあたって上長へプレゼンをする方法まで明らかにするなど、導入を検討している同業者にとっても得るものが大きいセッションだった。セッションはこうした「導入編...30Sep2025CGcreatorweb
アニメ『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』 CGWORLD.jp取材執筆。今回紹介するのはスマートフォン向けゲームアプリ『アークナイツ』のアニメ化作品。現在、シーズン3である『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』が放送中だ。本作では3DCGで表現された“感染者の盾”、ことパトリオットを中心に、一部のキャラクターなどが3DCGで表現されている。全3回にわたり、制作を解説する。アニメ『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』 "感染者の盾"こと、パトリオットを中心とした3DCGの活用 〜(1)キャラクター篇27Sep2025CGcreatorweb
『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』マーザ・アニメーションプラネットが使いこなすFlow Production TrackingとArnold取材執筆ハリウッドの超大作映画の制作現場では、常に新たな技術的挑戦が求められる。マーザ・アニメーションプラネット(以下、マーザ)が手がけた『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』(以下、『ソニック3』)の制作は、まさにその挑戦の連続だった。同社がプロジェクトを通じて成し遂げたパイプラインのさまざまな改革をうかがうと、そこには「Flow Production Tracking」(以下、Flow PT)や「Arnold」などAutodesk製品の自在な活用が見えてきた。22Sep2025CGcreatorweb
CGWORLD vol.326(2025年10月号)<特集>実用デジタルツイン ショーケース[SHOWCASE:実用化の最前線] CASE 01[宇宙開発]スペースデータ×JAXATOPIC02 宇宙ステーションと暮らし with 山崎直子 宇宙飛行士インタビュー(構成)10Sep2025CGmagazine
第13回:富岡 聡(カナバングラフィックス代表/CGプロデューサー/ディレクター) | デジタルコンテンツの未来〜温故知新〜 | AREA JAPAN記事構成を担当。CGと縁の深い方々にお話をうかがい、デジタルコンテンツの未来を見通していく記事をお届けする本連載。今回は有限会社カナバングラフィックス代表の富岡聡氏に登場いただいた。『ウサビッチ』や『イナズマデリバリー』など、グラフィカルで個性豊かなキャラクターのアニメオリジナル作品をいくつも手掛ける同社は、業界で独自のポジションを築いているといえる。その理由は富岡氏の作家性と、マーケティングに裏打ちされたリーダーシップに基づくもの。キャリアを振り返りつつ現在の仕事や海外へ向けた施策、会社の未来まで語ってもらった。03Sep2025CGcreatorweb
第12回:野﨑 宏二(VFXスーパーバイザー/株式会社N-DESIGN代表取締役) | デジタルコンテンツの未来〜温故知新〜 | AREA JAPAN記事構成を担当。19Aug2025CGcreatorweb
第11回:田中 誠一(CGディレクター/アニメーター) | デジタルコンテンツの未来〜温故知新〜 | AREA JAPAN記事構成を担当。CGと縁の深い方々にお話をうかがい、デジタルコンテンツの未来を見通していく記事をお届けする本連載。今回はJCGLやオムニバス・ジャパンで長年勤務し、CGの歴史上重要な『子鹿物語』や『レンズマン』、そして『攻殻機動隊』、『劇場版エヴァンゲリオン』など錚々たる作品に携わった田中誠一氏に登場していただいた。制作当時のエピソードはもちろん、現在もなおVR(XR)コンテンツで精力的に創作活動を続ける氏のクリエイティビティの足跡を聞いた。04Jul2025CGcreatorweb
『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』Mayaで作る"魅せる"キャラ動作とイベント演出 Autodesk :: AREA JAPAN取材執筆セガの看板キャラクターであるソニック・ザ・ヘッジホッグのシリーズ最新作(2024年10月)『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』。これは2011年にリリースされた『ソニック ジェネレーションズ』を、現行機種向けにHDリマスターし、さらに人気キャラクターのシャドウ・ザ・ヘッジホッグ(以下、シャドウ)による新たな物語『シャドウ ジェネレーションズ』を、2in1パッケージとして追加したソフトだ。2D時代のクラシックソニックに加えて、海外での人気が特に高いシャドウの新作が収録されたことで評判は非常に高く、発売初日に全世界販売100万本を突破し、発売3ヶ月を待たずして200万本を突破した大ヒット作だ。本稿ではMayaや関連ツー...14Jun2025CGcreatorweb